9月8日診察

妊娠判定後2回目の診察で、今日で6週目と5日になります。
結論から先に言うと、
赤ちゃんが見えないということです。
胎嚢は写真のようにとても順調に育って、
私のお腹も膨らみ、つわりもはじまっているのですが。 


赤ちゃんが見えない・・・のです。
緊急で来週月曜日に診察をすることになりました。


出産できるまで何が起こるか分からないという
緊張感は持ち合わせていましたが・・・。
診察室で話を聴いても、事実がすっと
落ちてこず、悲しさとかそういう感情的な
ものはありませんでした。

受精卵が着床して、胎嚢と赤ちゃんになる
卵黄嚢は独自に成長するということで
初めて知ったことでした。

先生はいろんな角度で観てくれましたが
卵黄嚢にあたるものは見当たらず。

診察室でふっと夫に手を伸ばして
繋いでもらいました。不安で。

診察室を出て、先生と話しましたが、
これは誰も悪くない。
まず次の診察を待ちましょう、

胎嚢はしっかり育っていて、卵を受け取っている
その力はあるし、身体がそうつくられている
ことは確かだからと。

それと、このケースは若い方でも起こる
そうで年齢は関係ないそうです。

望まれないことが起こると、
自分のせいにしてしまうのですが、
どうしようもないこともあるのだなぁと
受け取らざるを得ないですが、
でも、どちらかというと
やっぱり自分の何かが悪いのかな
申し訳ないなと思っちゃうものです。

夫はずっと献身的です。
それなりの仕事量があると思うのですが、
診察へも毎回連れだってくれ、
移植後はずっと重たいものは私に持たせない
ように、苦手なワンコの散歩も今では
朝も代わってやってくれています。

帰宅してお昼ご飯を食べ、
私は落ち着かず、雨続きで汚れた
玄関をポーチを流して掃除しました。
部屋に戻ると夫は仕事を続けているのですが、

「8週目で現れる子もおるらしいで」

と😳

その事実よりも、
私の居ない間にささっとそういうことを
調べてくれていたことに感激してしまいました。

血栓防止の薬やエストロゲン、
プロゲステロン、全ての薬は
変えずにまず月曜日を迎えます🙏

車内でふと思いだしたことを
夫に話しました。

昨年の今頃、近所に住むアルゼンチン人の
奥さんと私の不妊治療について
少しだけ話したことがありました。

その時に
「あ、ちょうどね、アルゼンチンのお友達が
ながーい治療の末に産んだの。」
と聞き、その時は自分の卵子だと聞いたので
ますます興味を持って、
その方の連絡先を戴き、
お話を伺いました。

すると、彼女は48歳で第一子を出産された
のですが、それは「受精卵提供」
によるものでした。

ご結婚は遅めで、自分の卵子でも
卵子提供でも体外受精を長い期間
行って、妊娠できたけど流産した
という場合も含めて、
最終的に「受精卵提供」を
出産出来たという話でした。

その時点では、私たちは
卵子提供すら受け入れていない
段階でしたので、
「そこまでして・・・」
という印象ももちろんありましたが、

今はその方や、私よりも高齢で
出産なさる方のご苦労や気持ちが
分かるようです。

48歳で出産することをもともと
誰も目論んでは居なくて、
ただただこの道のりで
疲れても疲れても
望みを持ち続けていたら
気づけばその年齢になっていた
っていうことで、
それは私も同じことなのだなと
体感しています。

その後も彼女と何度か
連絡しましたが、

「きっとうまくいく、
きっと救われる」

と言ってれる、
その言葉には現実的な重みがあります。

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